過敏性腸症候群が原因で起こる便秘

便秘の種類の中でけいれん性便秘について紹介しましたが、
ここでは、それについてもう少し詳しく掘り下げてみましょう。

実はストレスからくるけいれん性便秘には、
過敏性腸症候群というれっきとした病名があるのです。

過敏性症候群とは

過敏性腸症候群とは、
過剰な腸のぜんどう運動によって便通異常が起こる症状のこと。
ストレスなどで起きるけいれん性便秘は、
この症状のひとつと言えます。

ちなみにぜんどう運動とは、しゃくとり虫の動きのように
便を肛門側に押し出す伸縮運動のことです。

私たちはもちろん意識していませんが、
腸ではこのぜんどう運動と逆ぜんどう運動によって、
食べ物を適度に消化できるようなスピードで肛門側へ運んでいます。

しかしこの動きが過剰になると、
食べ物がうまく運べずに下痢や便秘を引き起こすことになります。

先述したように、この病気の原因は、
極度のストレスを受けることによって、
自律神経に狂いが生じるためとされています。

なお、こうした病気は20代などの若い世代もかかりやすい兆候があり、
自律神経の変調によって便通以外にも体調に変化がでることもあるそうです。

便秘と下痢を繰り返す不安定な便通

ぜんどう運動の異常によって引き起こされる症状は、
もちろん便秘だけではありません。
場合によっては下痢の症状が出るのもこの病気の特徴です。

便秘の際にはガスや便が腸内に溜まることによって、
腹部の張りや膨満感を強く感じます。

また下痢の症状の場合は、水分量の多い便が出るばかりで、
しかも腸内に便がなくてもぜんどう運動が活発なため、
いつになっても便意が収まらないという症状がでるでしょう。

便秘と下痢は一見、正反対に見えますが、
実際には腸のぜんどう運動の異常という同じ原因からくる症状です。

そのため、下痢になったから便秘が治るのではなく、その逆も然り。
こうした不安定な便通が見られたら過敏性腸症候群を疑ってみましょう。

症状が治らない、ひどい場合は専門医へ

過敏性腸症候群は、名前がつけられているほど立派な病気です。
そのため、あまりに症状が長く続く場合などは専門医の診断を仰ぎましょう。

ちなみに過敏性腸症候群であることが濃厚である場合、
相談する病院は、
内科などではなく心療内科になります。

心療内科などというと、少し不安になる人もいるかもしれませんが、
ここでは、精神疾患というよりも、
心の症状からくる身体の異常を専門にしている病院です。

そのためストレスからくる便秘や下痢というのは、
まさしく心療内科の専門になります。

それでもあまり気乗りしない場合は、
まず内科を受診し、整腸剤を処方してもらった上で、
しっかりと症状の相談をすることです。
そして必要ならば他の専門医の紹介状を書いてもらうようにしましょう。

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