便秘の原因となりうる主な病気について

統計では、日本人の約8割が便秘の経験があるといわれているほど、
私たちにとって非常に身近な症状です。
しかしだからといって甘く見てはいけません。

たかが風邪だから、といって重大な病気に気づかないように、
たかが便秘だから、といって放っておくと、
実はその裏に重い病気を抱えていることがあるかもしれません。

便秘の症状が出る病気

便秘には常習性便秘、一過性単純性便秘などのほかに症候性便秘という種類があります。
これは病気が元で便秘の症状が出るというもの。
つまり便秘になるというのは、他の病気にかかっているサインかもしれない、
ということです。

ちなみに症候性便秘は、慢性便秘・急性便秘にそれぞれ分類でき、
慢性便秘を引き起こす病気は深刻なものである場合もあります。

ここでは、こうした症候性便秘を併発する代表的な病気を紹介します。

慢性便秘を引き起こす病気

相互関連性がありますが、痔になると便を出しにくくなり、
便秘の原因となります。
また逆に便秘のときに無理に力んで痔になったり、
硬い便を出す際に肛門が切れてしまうこともあります。

うつ病

自律神経の働きが緩慢になってしまい、腸の働きに異常がでます。
また抗うつ剤の副作用として便秘になることもあります。

子宮筋腫

子宮に筋腫ができる病気で、
この筋腫によって腸が圧迫され、便秘になります。

大腸ポリープ

ポリープによって腹部に張りを感じ、便が細くなります。
またポリープが炎症を起こすと、血便を伴うこともあります。

直腸がん

直腸の異常により、便秘と下痢が繰り返されてしまいます。
また、排便後も常に残便感が残るようになり、
肛門付近までがんが進行すると便に鮮血がつくこともあります。

大腸がん

便秘の症状に加え、便が細くなり、血便を伴うことがあります。
なお、逆に便秘が原因で大腸がんが発症するケースもあるようです。

急性便秘を引き起こす病気

腸閉塞

腸管がなんらかの原因によって塞がってしまう病気で、
ガスや便が溜まり強烈な膨満感を感じます。
また症状が進行すると激しい腹痛を伴うようになります。

腸捻転

腸管がねじれてしまうことにより、腸内が狭くなり、便がたまってしまいます。
なお、諸症状として激しい腹痛と嘔吐を生じます。

腸管癒着

開腹手術をした後などに起こるもので、
手術の際に内臓粘膜が癒着し、腸管を塞いでしまう病気です。
腸閉塞と同じく膨満感や激しい腹痛などの症状が出ます。

便秘になったら他の症状は出ていないかチェックしよう

症候性便秘の場合は単純に便が出にくくなるというだけではなく、
ほぼ例外なく、便秘以外の症状を感じるものです。

  • 食欲不振
  • 異常な膨満感
  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 頭痛
  • 発熱
  • 動悸
  • 倦怠感
  • 便の色の異常
  • 血便
  • 貧血

便秘のほかに、上記に上げたような身体の異常を感じたならば、
もしかしたら、症候性便秘の可能性も考えられます。

古来より、「便は健康のバロメータ」とも言われています。
そのため、便秘や便の異常は軽くみることをせず、
病院に相談をしに行くようにしたほうがいいでしょう。

便秘解消のために摂りたい成分ベスト3

  • 便秘の人は必ず摂りたい「オリゴ糖」!
  • 慢性便秘の人には「乳酸菌」が効果的!
  • ケフィアの力
ページの先頭へ戻る