腸の蠕動(ぜん動)運動を起こせばお通じがよくなる

ぜんどう運動とは、腸が伸縮を繰り返し、便を肛門へと運ぶ動きのことです。
一般的な便秘の原因は、
このぜんどう運動が弱くなっていることにあるといっても過言ではありません。

また、ぜんどう運動が鈍くなると便秘になるのは、
なにも肛門に便を運ぶ速度が遅くなるからだけではありません。
大腸では、このぜんどう運動によって、
便に含まれている水分やミネラル分を吸収し、全身に送る役割を果たしています。

そのため、ぜんどう運動に異常が生じると、
便の水分を必要以上に吸収してしまい、
便ががちがちになって排便を困難にする可能性があります。
さらに、このとき本来は必要ではない有毒成分まで吸収し、
体全体に毒素を運んでしまうことにもなります。
そして、逆に必要以上にぜんどう運動が活発になり、
下痢症状を招く場合もあるのです。

ぜんどう運動がおかしくなると、便秘のみならず、
体全体に影響を及ぼしてしまうことになるでしょう。

生活習慣や食生活がぜんどう運動に影響を与える

ぜんどう運動をはじめとする腸の働きなどは、
自律神経で管理されています。
そのため、自律神経の働きを左右する生活習慣の乱れは
腸の働きを大きく鈍らせることになります。

また食生活も腸に大きく関係しています。
腸には善玉菌と悪玉菌が存在し、これらの菌が腸内の環境を決めていますが、
食生活の乱れは悪玉菌の繁殖の原因になり、
環境が悪化することで腸の働きは確実に鈍ってしまいます。

もし下記の項目に心当たりがある場合、
あなたの腸のぜんどう運動が鈍くなっているかもしれません。

食事編

  • 1日3食食べていない
  • 野菜は食べず、肉が中心の食事メニュー
  • ダイエットをしており、食事量を減らしている
  • 頻繁に外食している

生活習慣編

  • 日ごろこれといった運動をしていない
  • 生活リズムが一定ではない
  • 睡眠時間が5時間以下
  • ストレスを感じるときが多々ある

上記の項目に多く当てはまるようなら、
ぜんどう運動が低下している可能性があり、
便秘になる原因を作っていることになります。

こうした生活習慣の乱れなどで大腸の動きが鈍くなる弛緩性便秘は、
現代の日本人の習慣病とも言われているほど蔓延しているもの。

便秘がひどくなると日常生活に支障をきたすこともありますので、
しっかり原因を把握し、改善するようにしましょう。

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