糖尿病治療の食事制限が便秘の原因になることがある

便秘を併発する病気のひとつには、糖尿病も含まれます。
そして糖尿病と便秘の厄介な関係は、
病気そのものが便秘を引き起こす要因になるのはもちろん、
治療する経過でも便秘になる可能性があるからなのです。

ここでは、その詳細や対策方法などを詳しく紹介しましょう。

糖尿病が進行すると便秘になってしまう

糖尿病は血糖値が異常に高くなってしまい、
様々な症状を引き起こす病気です。

その具体的な症状は、強烈な口の渇きや多尿などですが、
重度の糖尿病になると、意識の混濁や激しい腹痛などに襲われたりもします。

そして末期の合併症の中には、糖尿病性神経障害というものもあり、
これにかかると自律神経の働きがおかしくなってしまいます。
こうなると、自律神経は内臓の働きを管理しているため、
当然大腸の働きにも異常をきたし、
ぜんどう運動が鈍くなるなど便秘症状を引き起こすことになるのです。

とはいえ、糖尿病性の合併症は相当末期まで進行しなければ、
発生することは多くありません。

そのため、その前に糖尿病による体の異常を感じることがほとんどでしょう。

糖尿病治療で便秘になる

先述した通り、糖尿病自体が便秘を引き起こすまでに至ることは
あまり多くはありません。
ほとんどの人が便秘に悩むのはその治療中なのです。

糖尿病の治療は、主にインスリンの注射や食事制限などになりますが、
実はこの食事制限が便秘の原因となってしまいます。

糖尿病を治療するためには、
摂取カロリーの量や脂質など、成分の摂取量を細かく制限されてしまいます。
しかしながら、健康な便を作るには、
しっかりした食事量が必要で、脂質なども欠かせない栄養源になります。
この矛盾が糖尿病治療における便秘のリスクになってしまうのですね。

また、治療のために入院することになると、
便秘になる可能性は一層高くなってしまいます。
病院では運動自体をすることが少なくなり、
また慣れないトイレでの排便はリラックスして行なうこともできません。

便秘にならないようにするためには、
食事制限などについて医師とよく相談し、
健康な便を作るのに支障がないような食事構成などを考える必要があります。

糖尿病治療中は食物繊維を豊富に取ろう

食事制限をされている中で、できる限り便秘にならないようにするためには、
食物繊維をできる限り多めに取れるよう食事内容を厳選したほうがいいでしょう。

食事量や成分量が制限されている状況で、
普通のメニューを食べていたのでは、
便のカサが少なくなってしまい、それだけで便秘になる可能性は高いのです。

しかし食物繊維を多く含むメニューにすれば
便のカサは増えますし、便も水分を吸収されにくく柔らかくなります。

特に意識してとりたいのは、こんにゃくや海藻類などでしょう。
こうした食材はカロリーも少なく糖尿病治療中の食事には適していますね。
また体を温める温野菜などを一緒にとることができれば、なお良いでしょう。

とはいえ、なによりも優先すべきは糖尿病の治療をすること。
そのため、医師と事前に相談し、厳しい食事制限でどうしても便秘になるようであれば、
便秘薬などを処方してもらう必要が出てくるかもしれません。

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